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環境への取り組み

健全な森林は多くの動植物の生活を支え生態系を維持し、生物多様性にとって重要な機能を果たしています。また「緑のダム」と呼ばれるように洪水防止、渇水緩和、水質保全などの水源涵養機能をあわせ持っています。
特に近年は、森林の二酸化炭素吸収および炭素固定機能が、地球温暖化防止の働きを持つと注目され、森林で持続的に生産できる木材を利用し、リサイクルや森林バイオマスとして薪や炭を見直すことで地球温暖化の主原因である石油等の化石資源・燃料の利用も控えることができるといわれています。

このように環境問題を解決するためには、森林の多面的な機能を理解・維持・活用し、循環型社会を構築するための 健全な森林を育てる ことがとても大切になります。

戦後、拡大造林された日本全国の人工林は、間伐などの手入れがなされず、森林荒廃とまで言われています。これは安定量・安定価格の外国産材に国産材が太刀打ちできず、過疎の中山間地域では林業労働者の生活が成り立たない状況となり、産業としての林業が壊滅的な打撃を受けたことによるものです。

私たち四国建設センターは、森林破壊を起こさない持続的な森林経営を前提として、高知県と徳島県の森林、約2400ヘクタールにおいて、作業道を開設し、枝打ち・間伐などの造林事業を行っています。

私たちは、現在1年間で約50ヘクタールを間伐し、延約4,000人で森林づくりを行っています。そして、森林づくりの期間も40年を過ぎました。
少しずつですが健全な森林を育てようと、私たち四国建設センターは頑張っています。

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